税務ニュースBLOG

実地調査

税務署の人事異動前の最後の税務調査の時期です。
昨年度までは、コロナ禍のため税務調査の実地調査が控えられてきましたが、今年は通常モードで税務調査を展開しています。

 

追徴課税しやすい基本的な税務調査のポイントは、期ズレと棚卸です。
請求書の発行が期末の日付であっても、モノの引き渡しやサービスの提供日が翌期の場合、仕入や経費の計上は翌期になります。

 

棚卸に関しては、実際に棚卸ししたときの手書きメモや集計したエクセルデータ、在庫の写真などの保管を必ずしておきましょう。

 

一国民として、税務調査の際には、雇用調整助成金の不正受給チェックを必ず行うようにしてもらいたいと思っています。
税務調査による追徴税額よりも多額の不正受給額が回収できると思います。
労働局だけのマンパワーと経験では調査能力が不足しているのではないかと思われ、財務省と厚生労働省の垣根を越えて、合同調査してもらいたいと思います。

 

税務調査のご相談は、御茶ノ水の大向税務会計事務所までお問い合わせください。

 

 

 

税務ニュース一覧