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  • 2022.11.10
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国税庁令和3年度法人税等の申告実績

令和4(2022)年10月、国税庁から、令和3年度法人税等の申告実績が報告されました。

 

令和3年度における法人税の申告件数は307万件で、その申告所得金額の総額は79兆4,790億円、申告税額の総額は13兆9,232億円で、2年連続で増収でした。

 

過去5年間の黒字申告割合(繰越欠損金控除前)は下記のとおりです。

H29(2017)年 58.2%

H30(2018)年 57.9%

R1(2019)年 57.9%

R2(2020)年 56.9%

R3(2021)年 56.5%

 

上記のうち、繰越欠損金を控除して黒字申告した割合は下記のとおりです。

H29(2017)年 34.2%

H30(2018)年 34.7%

R1(2019)年 35.3%

R2(2020)年 35.0%

R3(2021)年 35.7%

 

ひと昔前は黒字申告の割合は30%程度でしたが、近年は55%を超える水準で推移しています。
赤字企業の淘汰、新陳代謝は進んでいないので、実態として黒字企業の割合が増加したという結果ではありません。
法人税率の低下(H21(2009)年:中小22%→18%→15%)に伴い、個人所得の累進税率(最高45%)からの避難先としての結果であるようにみえます。

 

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